144Hzと240Hz、どっちがいい?高リフレッシュレートのゲーミングモニター購入を検討しているあなたは、この2択で迷っているのではないでしょうか。
2026年現在、ゲーミングモニター市場はさらに進化し、360Hzや540Hzといった超高リフレッシュレートモデルも登場しています。そんな中でも144Hzと240Hzの比較は依然として多くのゲーマーが悩むテーマです。実際に両方のモニターを使い込んだ筆者が、体感差・メリット・デメリット・おすすめモデルをわかりやすく解説します。
目次(クリックしてジャンプ)
144Hzと240Hzの違いとは?基本をおさらい


リフレッシュレート(Hz)とは、1秒間にモニターが画面を更新する回数のことです。数値が高いほど映像が滑らかになり、動きの速いFPSやバトルロワイヤルゲームで大きな恩恵を受けられます。
144Hzは1秒間に144回、240Hzは1秒間に240回画面が更新されます。単純計算で240Hzは144Hzより約67%多く画面を更新しており、理論上はよりなめらかな映像体験が得られます。ただし、リフレッシュレートを最大限活かすにはPCが同等以上のフレームレート(fps)を安定して出力できることが前提です。この点が240Hz選びの重要なポイントになります。
各リフレッシュレートのフレーム間隔を整理すると以下のとおりです。フレーム間隔が短いほど入力遅延が小さくなり、エイムや咄嗟の判断に有利に働きます。特に競技レベルのFPSプレイヤーには無視できない差です。
- 144Hz:フレーム間隔 約6.94ms
- 240Hz:フレーム間隔 約4.17ms
- 360Hz:フレーム間隔 約2.78ms(参考)
- 540Hz:フレーム間隔 約1.85ms(2026年最新・参考)
実際に使って比較!144Hzと240Hzの体感差
筆者は144Hz(ASUS VG258QR-J)と240Hz(BenQ ZOWIE XL2546K)を同一環境(Apex Legends)で使い比べました。以下がその検証環境です。
| 144Hz環境 | 240Hz環境 | |
| モニター | ASUS VG258QR-J | BenQ ZOWIE XL2546K |
| PC | GALLERIA XA7C-R37 | GALLERIA XA7C-R37 |
| ゲーム | Apex Legends | Apex Legends |
※比較検証のため144Hzモニターは165Hzモニターをfps制限して使用しています。
144Hzの体感:75Hzからの乗り換えは衝撃的
もともと75Hzのモニターを使っていた筆者が144Hzに乗り換えたとき、その滑らかさには正直感動しました。すべての動きがスローに見えるほど、映像のなめらかさが別次元でした。
75Hzに戻ろうとすると明らかなラグを感じます。サーバー負荷などで100Hzを切ると画面酔いするほど、高リフレッシュレートに慣れた体は低いリフレッシュレートに敏感になります。FPSゲームをプレイするなら144Hzは最低ラインと言えるでしょう。
コスパ重視でゲーミング環境を整えたい方や、初めて高リフレッシュレートを体験する方には144Hzで十分な満足感が得られます。モニターと合わせてマウス選びも重要で、ゲーミングマウスでエイムが上がる選び方と使い方も参考にしてみてください。
240Hzの体感:144Hzからの差は「慣れ」で見えてくる
144Hzから240Hzへの乗り換えは、75Hzから144Hzほどの衝撃はありません。最初の数時間は「あまり変わらない?」と感じる人も多いでしょう。しかし数日間使い続けると、144Hzに戻ったときにわずかな残像感や引っかかりを感じるようになります。
特にApex LegendsやVALORANT、CS2のような高速FPSでは、敵の動きの追いやすさ・エイムの安定感・被弾時の視認性において240Hzの優位性を実感できます。プロゲーマーが240Hz以上を選ぶ理由はまさにここにあります。
モニター選びと同様に、入力デバイスの選択も勝率に直結します。ゲーミングマウスは無線と有線どっちが良い?という記事では、プレイスタイル別のおすすめをわかりやすく解説しているのであわせてご覧ください。
144Hzと240Hzのメリット・デメリット比較


144Hzのメリット・デメリット
- ✅ 価格が手頃(2026年現在、フルHD 144Hzは1万円台から購入可能)
- ✅ 必要なGPU性能が低め(ミドルレンジGPUでも安定して144fps以上を出しやすい)
- ✅ 4K・WQHDでも144Hz対応モデルが充実しており選択肢が豊富
- ✅ PS5・Xbox Series X(HDMI 2.1接続)との相性も良く、コンシューマー兼用に最適
- ❌ 競技FPSでは240Hzプレイヤーと比較すると視認性でわずかに不利
- ❌ 一度240Hzに慣れると物足りなさを感じることがある
240Hzのメリット・デメリット
- ✅ 競技FPSで最高クラスの滑らかさと視認性を実現
- ✅ プロゲーマーの多くが採用する標準スペック(2026年現在)
- ✅ 入力遅延がさらに低減され、エイムの精度向上に貢献
- ✅ 2026年現在は価格が下がり、以前より手の届きやすい価格帯に
- ❌ 安定して240fps以上を出すには高性能なGPUが必要
- ❌ フルHD以外(WQHD・4K)では240Hz対応モデルが限られる
【2026年最新】144Hzと240Hz、どっちを選ぶべき?判断基準を解説
2026年現在のゲーミング環境をふまえると、選び方の基準は以下のようにまとめられます。自分のプレイスタイル・GPU性能・予算の3点を軸に判断するのが最も合理的です。
144Hzがおすすめな人
- 予算を抑えてコスパ重視でモニターを選びたい人
- FPS以外のRPG・MMO・ストラテジーゲームをメインにプレイしている人
- 4KやWQHD解像度でゲームを楽しみたい人(高解像度×高リフレッシュレートはGPU負荷が高いため)
- 現在使用しているGPUがRTX 3060以下など、ミドルスペック帯の人
- PS5やXbox Series XでのゲームがメインでHDMI 2.1対応の4K/120Hzを優先したい人
240Hzがおすすめな人
- Apex Legends・VALORANT・CS2などの競技FPSで勝率を上げたい人
- RTX 4060以上など、高fps出力が可能なGPUを所持している人
- プロゲーマーやガチ勢を目指している人
- 144Hzをすでに使っており、次のステップに進みたい人
- 長期的な投資として競技レベルの映像体験を求める人
2026年注目の選択肢:360Hz・540Hzは?
2026年現在、360Hz対応のフルHDモニターがBenQやASUS、MSIなどから以前より手の届きやすい価格帯で販売されています。プロシーンでも360Hzの採用率が増加しており、予算に余裕があるなら360Hzを視野に入れるのも選択肢の一つです。
さらにASUS ROG Swift Pro PG248QPのような540Hz対応モデルも実際に販売されており、超高リフレッシュレート競争は加速しています。ただし、安定して360fps以上を出力するにはRTX 4080以上などのハイエンドGPUが必要となるケースが多く、現実的なコスパを考えると240Hzが2026年のベストバランスと言えるでしょう。
なお、モニターのポジションにこだわりたい方にはモニターアームはいらない?メリット・デメリットを実体験から徹底解説もおすすめです。疲労軽減や視野角の調整など、長時間プレイの快適性が大きく変わります。
【2026年最新】144Hz・240Hzおすすめゲーミングモニター

ここでは2026年現在、実際に評価の高いモデルを用途別に紹介します。4K対応モデルも検討している方は、HDMI 2.1対応ゲーミングモニターおすすめ5選も参考にしてください。解像度とリフレッシュレートの両立ポイントを詳しく解説しています。
144Hz帯おすすめモデル(2026年)
- ASUS TUF Gaming VG279QM:27インチ/フルHD/280Hz対応(144Hzとして運用も可)、IPSパネルで発色も優秀
- LG 27GP850-B:27インチ/WQHD/165Hz、NanoIPS採用で色鮮やかな映像体験。解像度と滑らかさのバランスが秀逸
- BenQ MOBIUZ EX2510S:24.5インチ/フルHD/165Hz、FPSに特化したHDRiとオーディオ技術搭載でコスパ抜群
240Hz帯おすすめモデル(2026年)
- BenQ ZOWIE XL2566K:24.5インチ/フルHD/360Hz、プロゲーマー御用達のDyAcプレミアム搭載で残像感を極限まで排除
- ASUS ROG Swift Pro PG248QP:24.1インチ/フルHD/540Hz対応、2026年現在における最先端の超高リフレッシュレート体験を提供
- MSI Oculux NXG253R:24.5インチ/フルHD/360Hz、競技向けIPSパネル採用でFPS特化の視認性を実現
また、165Hzとの比較が気になる方には165Hzと240Hzモニターの違いは?BenQ ZOWIE XL2546Kを実際に使った結果が詳しく参考になります。実機レビューをもとに差を具体的に検証していますので、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ:144Hzと240Hz、2026年のベストな選択は?
結論として、2026年現在の競技FPS環境では240Hzがスタンダードになりつつあります。プロシーンでは240Hz以上が当たり前となり、ランク上位を目指すなら240Hzへの投資は十分に価値があります。価格帯も以前より下がっており、コストパフォーマンスの観点でも選びやすくなりました。
一方で、カジュアルゲーマーや予算重視の方、4K・高解像度を優先したい方には144Hz(165Hz)で十分すぎる体験が得られます。75Hzから144Hzへの変化は劇的で、多くのゲーマーにとって「別世界」を体感できるステップです。まずはこの入門として十分すぎる選択です。
自分のプレイスタイル・GPU性能・予算の3点を整理して、最適なモニターを選んでみてください。
- ✅ 競技FPS・ランク上位を目指す → 240Hz以上
- ✅ コスパ重視・カジュアル・高解像度優先 → 144Hz(165Hz)
- ✅ 予算が十分あり最高体験を求める → 360Hz〜540Hz
あなたのゲーミングライフが一段上のレベルになることを願っています!